プリウス リコール問題

プリウスが、トヨタの大量リコール問題で非難の対象になっている。

傍目にも、ちょっとやりすぎじゃない?っていうニュース報道の加熱ぶり。

こういう際は、複数の観点から見て本物を探したいのにねぇ。


プリウスのブレーキ違和感を訴える苦情が、100件以上トヨタに殺到した?

プリウスの販売台数って、ウン十万台からウン百万台もあるよ。

苦情の発生率っていう観点がもの見事に欠落しているんだよね。


よく分からないのは、その違和感の程度だよね。

ブレーキはドライバーの生命線だけど、今回のことがどの程度なのか。

致命的なのか?直した方がベターというレベルか?

トヨタのこと、プリウスのことを取り上げればニュースバリューがあるから

マスコミ各社が熱を入れているだけなのか?それとも、社会的に本当にマズい自体なのか?

そこら辺の程度がちょっと見えてこないから、プリウスも含むトヨタのこの大量リコール問題の真偽が掴みにくい。

 

 

 

 

ひとつ言えるのは、あ〜ぁ、こんな逆境を与えたらトヨタとプリウスの品質が一挙に向上しちゃうよ、ってこと。

もしもアメリカがGMらアメリカの自動車メーカーの肩を持つために仕向けた謀略だとしたら、逆効果でしかない。

アメリカの自動車メーカーと違って、問題点を付け焼刃的に解決するわけじゃない。


トヨタのこれまで仕事のやり方、企業風土を見れば、カイゼンにカイゼンを重ねて再発防止策を取るだろう。

そうしたら、2〜3年後にはもっと強いトヨタがプリウスが、自動車業界に登場する


だから知らないよー、今はひやかしでこんな大量リコール騒動になっているけど、

トヨタプリウスに最高のチャンスを与えてしまって。

表面的な被害は一瞬、本質的な改善は永遠、

だから、この大量リコール問題は、プリウス飛躍の契機になるに違いない。

 

プリウス人気

プリウス人気を、どんなキーワードで表現しようか。

低燃費、エコロジー、先進技術、ハイブリッドシステム、エコドライブ、高性能。

プリウス人気は、そんなキーワードが重なって出来上がったものだと言えるね。ちょっとびっくりしちゃう。


ついこの間まで、トヨタのカローラとフォルクスワーゲンのゴルフが、

世界的なヒット車だって持ち上げていたのに、あれはもう10数年も前の話。
ここしばらくのエコカーブームは、ヒット車をまるっきり塗り替えた。

プリウス、その強烈な個性。エコロジーな車、進化していったスーパーエコカー。

 

とりわけ三代目プリウスでは、燃費の改善、排気量が上がり、高級感もあるくせに、価格も安い。

文句無しの車、いつか道中はすべてプリウスで埋め尽くされる。

 

 

 


エコカーのシンボルだけでも斬新なのに、新型プリウス人気の凄いところは、高性能だっていうこと。

エコカー減税に誤魔化されたフェイクな車じゃないさ、

本物の進化という裏付けがあってこその、爆発的プリウス人気。


ハイブリッドは、ガソリン車発、燃料電池車着の中間点、「つなぎの技術」?

ハリウットスターらに、環境関心の広告として使われるだけの車?

そんな一方的なイメージを、三代目プリウスはことごとく打ち砕いた。

実質的な性能重視。

元々良かった燃費が、10%も改善。

ルーフの頂点をより後ろにすることで後部座席の居住性向上。

ルーフのソーラーパネルが換気してくれ、夏の猛烈な暑さを幾分か緩和してくれる。

文句なしのプリウス人気、イメージに中身が伴っているから、プリウス人気はずっと、どこまでも。

 

インサイト プリウス

ホンダのインサイトが登場したのは、1999年9月。

ハイブリッドの先駆け、トヨタ自動車のプリウスが1997年12月の発売だから、

ホンダのハイブリッド戦略はトヨタ自動車から2年間の遅れをとったということになる


当時のホンダの役員も、「トヨタに負けた〜」と認めていたよ。

それが2009年には、ホンダのインサイトはトヨタのプリウスと比較して、

料金で40万も安くして発売すると発表したじゃないか。

その10年間の間に、両社のハイブリッド技術には何か劇的な変化が訪れていたようだね。


トヨタ自動車は環境技術に惜しみなく金と人を投入する会社で、

先見の明には定評がある。

ゆるぎない優位を勝ち得て、自動車業界を牽引している。

それでも料金でホンダがトヨタを凌駕する?

2番手は、1番手ほど開発コストがかからない、などの利点があるのは分かるよ。

ハイブリッド巨人・トヨタを追いつけ追い越せだったはずが、

いつの間にかホンダは大幅なリードをつけてしまった。

同じハイブリッド車なら、そこにもちろん様々な条件面の違いなどがあるにせよ、

一般ユーザーは40万円安いホンダのインサイトを選ぶだろう。

 

 

 


堅実で知られるトヨタ自動車は、三河の田舎侍と揶揄されるものの、

ハイブリッド天下を治めた徳川家康。

そのトヨタをして「何をするか分からないし、突然すごいものを開発してもおかしくない」

言わしめているホンダは、織田信長だ。


競合環境に置いて双方に企業努力させるという意味では、

ホンダとトヨタのハイブリッド料金争いは、一般ユーザーとして、

いいえ、未来の車を夢見る僕たちとしては、とっても望ましいものですね。

ホンダの一歩リードを捨て置くようなトヨタじゃないよ。


3代目プリウスの技術的進歩もそうだけど、

次の一手はトヨタからの強烈なパンチになるんじゃないかな。

それでまたホンダが次の手を繰り出して、競争原理の元で、

いつしかハイブリッド車の進化スピードは飛躍的なものになっている。


ホンダのインサイトと、トヨタのプリウス。

このハイブリッド争いからは目が離せないな。